読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ミンティア太郎のブログ

ミンティア中毒の女が書く雑記

【トラウマ】テレビ番組が終わる瞬間に油断してると、ひどい目にあう

小さい頃、テレビを見るときに恐れていたものがある。番組の提供クレジットや「この番組はフィクションです…」といったテロップだ。

今ではこれらにもBGMが流れていたり、出演者の声で楽しく読み上げてくれたりすることが多いので、恐怖はなくなった。しかし昔はブルーバックに白文字、無音がデフォルトであった。それが無性に怖かったのだ。

f:id:mintiatarou:20170123163131j:plain

さっきまでのほほんとテレビの中の夢物語に浸っていたのに急に突き放され、現実に引き戻されるこの無機質な文字の羅列。小さい頃とか書いたけど、やっぱり今見ても恐ろしい。マジでこの演出には心が感じられない。いや、あえてそうしていたんだろうけど、怖くてたまらなかった。これを見た後はしばらく1人でトイレに行けない。うっかり寝る前に見た日にはもう大変。寝付けないくらい恐ろしかった。

 

昔、キムタク主演の「ギフト」というドラマがあった。

このドラマはバタフライナイフを扱うシーンが多く、それがカッコいいと真似してナイフを振り回す若者が増え、ちょっとした問題になっていた。そして、ついには殺人事件まで起きた。

1998年1月28日、栃木女性教師刺殺事件が発生した。この事件で使用された凶器はバタフライナイフであり、女性教諭を刺殺した少年は、本作の主人公が器用にバタフライナイフを振り回している場面を見て、そこに「かっこ良さ」を見出したなどと供述した。各マスコミは「少年がドラマの影響で人を殺した」などと報道した。この供述が報道されると東海テレビはすぐに再放送中の本作を放送中止とし(1997年10月に愛知県小牧市で発生した日系ブラジル人少年集団暴行死事件の容疑者である当時19歳の少年が名古屋拘置所から本作の再放送中止を訴える手紙を送っていたことが判明していることも関係している)、その他、再放送を予定していた仙台放送がプログラムの変更を決定。

wikipedea「ギフト(テレビドラマ)」より引用 

 

私は当時、この東海テレビの再放送を見ていた。打ち切りになった時のことは今でも忘れられない。もちろんトラウマ的な意味で。

いつも通り放送を終えた次の瞬間、画面が切り替わりお約束の簡素なテロップ。そして全く感情がこもっていない女性のナレーションで、

 

「突然ですが この番組は 今回で 終了させていただきます…」

 

マジで私を殺しにきてると思った。

例の事件が関係していることはすぐに理解できた。だからこそ余計に恐怖心が増長されたというのもあるだろう。正直、テロップの文面を一言一句覚えているわけではない。しかし、淡々とした女性の口調と声色だけは鮮明に思い出すことができる。こうやって記事を書いている今でも、耳元で女性が囁いているようだ。あー怖い。もうダメ。思い出しただけでトイレ行けなくなっちゃった。

 

そんなトラウマ経験から20年近く経ち、テレビも変化した。昔のような無機質なテロップを目にする機会もガクンと減った。そんな中、悲劇は起こった。昨日「水曜日のダウンタウン」を見ていた時のことである。

 

f:id:mintiatarou:20170202161429j:plain

 

 

ぎゃぁああああああぁああぁぁ!!!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!あwせdrftgyふじこ

 

 

 

心臓が止まるかと思った。いや多分ちょっと止まった。

寸前まで“ミスター押忍でも催眠術かけられたら「押忍」言えなくなる説”とかいう、これまたクッソくだらないものを見せられていたので、その落差といったら凄かった。私はテロップを見ながら茫然と立ち尽くす、でくのぼうと化していた。今になって冷静に見てみると、ブルーバックじゃないし、お詫びの内容もよく見たらちょっと可笑しいし、昔見た数々のトラウマテロップに比べたら大したことないのに。

きっと20年という月日が、トラウマへの耐性を弱めてしまったのだ。また、私が完全に油断しきっていたことも原因に挙げられるだろう。昔はこういった事態に備えて、番組が終わる瞬間には心構えをしていたというのに…。

 

実にたるんでいる。すべては私の怠惰が招いたことだ。引き締めよう。あの頃の気持ちを思い出そう。テレビは怖い。突如、私を奈落の底へ突き落す魔物だ。ブラウン管から液晶になっても、4Kになっても8Kになっても3Dになっても本質は変わらないんだ。自分のことは自分で守るしかない。だってきっと、この「怖い」って気持ちを理解してくれる人なんてごく僅かだ。理解できない大半の人からすれば、私の主張なんか意味不明なキ○ガイの妄言だ。だから、自分で防衛するしかないのだ。テレビ番組が終わる瞬間は気を抜くなよ!!