【漫画】なんでこんな腐った人間関係が描けるのだろう
いくえみ綾の「太陽が見ている(かもしれないから)」6巻を読んだ感想。
岬と日帆の関係が気持ち悪すぎて気が狂いそうになる。自分の本音、核心をつく発言は「…て言ったらどうする?」という保険をかけないと言えない。心はドロドロぐちゃぐちゃなのに、その唇にはかすかな笑みを携える2人。読んでて具合悪くなってくる。
この2人は「同じ人を好きになった友達同士」じゃなくて「同じ人を好きだから友達(のようにふるまうよう)になった」のだと思う。もうやめちゃいなよ。心の底ではお互い、いなくなってほしいと思ってんだろ?「潔く柔く」7巻の百加のみたいに、言っちゃいなよ。
あんた 邪魔なのよ 消えて 大きらい
岬、日帆、楡。この3人の関係は、いびつなんてもんじゃないよ。壊れてるよ。このままじゃ誰も幸せになれやしない。
はーもう苦しい。楽になりたいから、早く続きが読みたいです。最後には魂の救済があると信じて…。
太陽が見ている(かもしれないから) 6 [ いくえみ 綾 ] |